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オリジナル香水を作る

エッセンシャルオイルで世界でひとつだけの香水を作る。


香りはダイレクトに生理反応(本能)に結びつく と言われていますが、エッセンシャルオイルには、人をうっとりとさせる「陶酔作用」をはじめ、「刺激作用」「催淫作用」など感情に直接働きかける作用があり、香水作りの香料としても大きな価値を持っています。

もちろんリラックスやリフレッシュ等のアロマテラピーで利用される一般的な効果も期待できますし、種類によっては「女性らしさを際立たせる香り」逆に「男性らしさを印象づける香り」があり、自分の作りたい香水をイメージしながらそれらの一つ一つをブレンドする過程は楽しいものです。

花の香り、柑橘類の香り、大地の香り、スパイスの香り...エッセンシャルオイルは原料そのものをリアルに表現しています。自然の産物ならではの「生きた香り」を使って、世界でただひとつのオリジナル香水を作ってみましょう。



香水の種類と賦香率


香水は香料の濃度によって呼び名が変わり、下記のような比率で香料(香りの成分)が含まれています。

●オーデコロン:3〜5%
●オードトワレ:4〜8%
●パフューム:15〜30%




材料とプロセス


●材料●

一般的に香水の基材として使われるのはアルコールですが、キャリアオイルをベースにしても香水を作ることができます。キャリアオイルは無臭に近いホホバオイルが適しています。
ホホバオイルをベースとした香水は、べたつくという難点もありますが香りの持続性に優れ、肌に優しいという利点を持っています。

【例:パフューム10mlを作る場合】

・ホホバオイル(または無水エタノール):10ml
・エッセンシャルオイル:30〜60滴(15〜30%濃度)
・10mlサイズの遮光ビン

●プロセス●

遮光ビンに、エタノール(ホホバオイル)→エッセンシャルオイル(1滴ずつ)の順番で加えて行きます。

ビンを振って、エタノール(ホホバオイル)とエッセンシャルオイルをよくなじませます。

冷暗場所で4週間寝かせ、香りを熟成させます。この期間、一日に1度ビンを振ってください。

※エッセンシャルオイルを入れる時は、途中で何度かビンを振り香りを確認しながらブレンドすることをおすすめします。






香りのノートと強さ


香りは時間とともに蒸発してしまいますが、そのスピードはエッセンシャルオイルの種類によって違います。こちらで少し詳しく説明をしています
これをトップノート、ミドルノート、ベースノートとして3種類に分類し、香水にはこの各ノートから少なくとも1つを加えるのが理想的とされています。

●トップノート(持続時間:約30分〜2時間)

立ち上がりが早く、すぐに消えてしまう香り。香水の第一印象を決める香り。

●ミドルノート(持続時間:約2〜5時間)

トップノートとベースノートを調和させ、ゆっくりと漂う香り。

●ベースノート(持続時間:約5時間以上)

香水を安定させ、最も持続力があり最後まで余韻を残す香り。

トップノート

●オレンジ(*1)
●グレープフルーツ(*2)
●ベルガモット(*2)
●ライム(*3)
●レモン(*2)
●レモングラス(*4)

トップ〜ミドルノート

●アンジェリカ(*4)
●バジル(*4)
●パルマローザ(*3)
●ベイ(*3)

ミドルノート

●カモミール・ローマン(*4)
●カモミール・ジャーマン(*4)
●キャロットシード(*2)
●コリアンダー(*3)
●シナモン(*5)
●ジュニパー(*3)
●ジンジャー(*4)
●ゼラニウム(*3)
●ネロリ(*3)
●ファー(*2)
●ブラックペッパー(*3)
●ペパーミント(*5)
●ヘリクリサム(*3)
●マージョラム(*3)
●ラベンダー(*2)
●ローズマリー(*3)

ミドル〜ベースノート

●イランイラン(*5)
●クラリセージ(*3)
●ローズ(*3)

ベースノート

●シダーウッド・アトラス(*3)
●サンダルウッド(*3)
●ジャスミン(*4)
●スパイクナード(*5)
●パチュリー(*4)
●バニラ(*4)
●フランキンセンス(*3)
●ベチバー(*5)
(*)は香りの強さを示す数値です。(*5)が最も強くなります。

ブレンドのテクニックとして、ベース→ミドル→トップの順番で混ぜ、香りの強いものやベースノートは少なめに、香りの弱いものやトップノートは多めに使用します。

ノート、香りの強さ、ともにエッセンシャルオイルのメーカーによって異なる場合があります。おおまかな目安としてとらえてください。




香りの組み合わせ


こちらのページ でエッセンシャルオイルを 「香りのグループ」 でわけてご紹介しています。どうぞご参考下さい。



濃度の高いアルコールや精油を肌に直接つけますので、広範囲にならないように控えめにご利用ください。
肌に異常を感じたらすぐに使用を取りやめてください。
肌の弱い方は使用しないようにしてください。
衣類等につくとシミになることがありますのでご注意ください。