アロマテラピー
は植物療法ですので、使用する
エッセンシャルオイル
はアルコールや化学物質、混ぜ物など一切含まない100%天然のものでなくてはいけません。
人工的に作られた香料では効果はあり得ませんので、確かなエッセンシャルオイルを選び、希釈するキャリアオイル(植物オイル)なども天然のものを使い、セルフケア(自分のケアは自分自身で)を行うことが最も効果の期待できるアロマテラピーではないかと思います。
エッセンシャルオイルの購入にあたっては「信頼のおけるメーカーのもの」を選ぶのが一番ですが、注意点として次のものがあげられます。
・ビンがガラスで有色の遮光ビンになっている。
・イージーオープンでなく、一滴ずつ落とせるタイプの中ブタになっている。
・輸入元や発売元が明記されている。
・学名(ラテンネーム)やロット番号が記載されている。
・ビンや説明書に取扱い注意などが記載されている。
※原産国、抽出部位、成分、抽出方法等が開示(明記)されていることも大切です。
その他の目安となるものとして、価格もひとつのポイントとなります。高ければ良いというものでもなく、かと言って極端に安い均一的な価格のエッセンシャルオイルも注意が必要です。
原料となる植物によって価格が変わるのはコスト的に考えても当然ですから、何らかの偽和をされている可能性もあります。もちろん、高価なエッセンシャルオイルでも同じようにその可能性を持っています。
偽和としてよく使われるテクニックは、コストの安いエッセンシャルオイルを混ぜる、合成物質を混ぜる等があげられます。香りとして違いがなくても、アロマテラピー効果を得ることはできません。
また、アロマオイルやポプリオイルはもともと用途の違うものです。アロマオイルはバーナーやフレグランスに使われるもので、アルコールで希釈されています。ポプリオイルは一定期間香りを持続させるために合成の香料を使ってあります。