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アロマテラピーとは?


アロマテラピーとは 芳香療法を意味します。

一般に植物から抽出されるエッセンシャルオイル(芳香成分)を使用して心と体のケアをすることをアロマテラピー(芳香療法)と呼びます。

エッセンシャルオイルの芳香成分は、香りを嗅いだり、トリートメントや入浴等のさまざまな方法によって心身に取り入れることができます。

このようにして芳香成分を嗅覚や皮膚を通して心身に取り入れ、リラックスしたりリフレッシュすることを、または美容や心や身体の健康に役立てることをアロマテラピー と言います。

また、アロマテラピー(芳香療法)は自然療法ですので、恒常性(環境の変化に応じて機能を調整し自己を治癒しようとする力)を維持したり高めることを目的としています。

植物の香りは嗅覚から脳に作用することによって、体外や体内の環境の変化やストレスに対しバランスを取ろうとする私達の恒常性をサポートしてくれます。

エッセンシャルオイルの香りで穏やかな気持ちになったり、明るくなったりすることがありますが、アロマテラピーは自分で元気になろうとする私達を手助けしてくれるサポーターなのです。

ストレス社会の現在、自己管理が非常に難しくなっています。アロマテラピーを日常に取り入れて、ストレスに負けない環境を整えるのも一つの方法ではないかと思います。


ただし、アロマテラピーをはじめ自然療法は万能ではありませんし、エッセンシャルオイルは医薬品ではありません。

植物の香りを楽しみながら日々のセルフケアに役立てるのは良いことですが、アロマテラピーは病気を治すものではないということを心に留めておいてください。




少し前までイライラしていたのに、何となく心がやわらいだり、元気が出てきたり...

お気に入りの植物の香りを嗅いだだけで、何とも言えない良い気持ちになりますよね。そんなちょっとした『感じ』を毎日の生活の中に取り入れることが、大切なのだと思います。


ローズ


どのようにして心や体に作用するの?

それでは、エッセンシャルオイルがどのような仕組みで心や体に作用するのでしょうか?

エッセンシャルオイルが身体に作用するまでのルートは、主に以下の3つが挙げられます。

(鼻から脳へ)
エッセンシャルオイルの香りを嗅いだ時、その香りの分子は鼻を通じて脳へ伝わります。香りが脳に作用することにより、様々な生理反応や心理反応が起きたり、生理機能の調整が行われます。

(鼻から肺へ)
エッセンシャルオイルの香りは、鼻から脳へ伝わると同時に吸気と一緒に肺の方へも流れていきます。芳香成分が気管支から肺へ入ることにより、種類によっては咳が軽くなったり痰が切れたりするのはこのためです。さらに、芳香分子は肺から血液の流れに取り込まれ全身へと運ばれて行きます。

(皮膚から血管やリンパ管へ)
キャリアオイルで希釈したエッセンシャルオイルで皮膚をマッサージした場合、芳香成分は皮膚の表皮を通過し真皮層にある毛細血管やリンパ管へと入って行きます。血流に乗った芳香成分は、全身へと運ばれて様々な働きをします。


アロマテラピーでは、鼻(嗅覚)から脳への経路が最も重要で興味深い部分です。こちらの 香りと脳のメカニズム のページで少し詳しく説明しています。




どのように利用するの?

エッセンシャルオイル が入ったビンのふたを開けて香りを嗅いでみると、その芳香の強さに驚きます。

それはエッセンシャルオイルが非常に濃縮されたものだからです。したがってエッセンシャルオイルを原液のまま肌につけることはできません。(例外的にラベンダーとティートゥリーは、少量をつけることができます)

マッサージやスキンケアにアロマテラピーを取り入れたい場合は、エッセンシャルオイルを何らかの基材(希釈する材料)で薄める必要があります。

また、香りを嗅いで楽しみたい場合もビンのまま直接嗅ぐのではなく、快適で効果的に楽しめる芳香浴の方法があります。どれも難しいことではありませんので、ぜひ気軽にトライしてみてください。


芳香浴 芳香浴 沐浴(アロマバス) 沐浴(アロマバス)
  アロママッサージ アロママッサージ
アロマスキンケア アロマスキンケア アロマパック アロマパック




エッセンシャルオイル購入時の注意点は?

アロマテラピー は植物療法ですので、使用する エッセンシャルオイル はアルコールや化学物質、混ぜ物など一切含まない100%天然のものでなくてはいけません。

人工的に作られた香料では効果はあり得ませんので、確かなエッセンシャルオイルを選び、希釈するキャリアオイル(植物オイル)なども天然のものを使い、セルフケア(自分のケアは自分自身で)を行うことが最も効果の期待できるアロマテラピーではないかと思います。


エッセンシャルオイルの購入にあたっては「信頼のおけるメーカーのもの」を選ぶのが一番ですが、注意点として次のものがあげられます。

・ビンがガラスで有色の遮光ビンになっている。
・イージーオープンでなく、一滴ずつ落とせるタイプの中ブタになっている。
・輸入元や発売元が明記されている。
・学名(ラテンネーム)やロット番号が記載されている。
・ビンや説明書に取扱い注意などが記載されている。

※原産国、抽出部位、成分、抽出方法等が開示(明記)されていることも大切です。

その他の目安となるものとして、価格もひとつのポイントとなります。高ければ良いというものでもなく、かと言って極端に安い均一的な価格のエッセンシャルオイルも注意が必要です。

原料となる植物によって価格が変わるのはコスト的に考えても当然ですから、何らかの偽和をされている可能性もあります。もちろん、高価なエッセンシャルオイルでも同じようにその可能性を持っています。

偽和としてよく使われるテクニックは、コストの安いエッセンシャルオイルを混ぜる、合成物質を混ぜる等があげられます。香りとして違いがなくても、アロマテラピー効果を得ることはできません。

また、アロマオイルやポプリオイルはもともと用途の違うものです。アロマオイルはバーナーやフレグランスに使われるもので、アルコールで希釈されています。ポプリオイルは一定期間香りを持続させるために合成の香料を使ってあります。